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4期生17回目の授業 座学:犬の問題行動の修正への取り組み方 実技:問題行動カウンセリングロールプレイ

本日の講義では、先週に引き続き
「問題行動の修正への取り組み方」
について授業を行いました。

A00_0046.JPGA00_0047.JPG一般的な問題行動への取り組み方を説明した後
実際に、受講生が抱えている問題行動や
すでにトレーナーとして活躍している受講生の方が
取り組んでいる、一般の飼い主さんが抱えている問題行動を例に挙げ
どのように解釈し、どのようにアプローチすればよいのか
実践に即した講義が中心となりました!

すでにトレーナーとして仕事をしていると
なかなか、自身が担当している症例について
相談する相手は機会を得ることができません。

しかし、一人で抱え込んでしまうと、自身の対応の仕方に客観性が
なくなってしまったり、アプローチの仕方がわからなくなったときに
対応することが困難となってしまいます!

SDSのペットドッグトレーナー育成コースでは、スタッフただけではなく
受講生たちも一緒になって、取り組む症例について意見を出し合ったり
アイデアを出し合ったり、協力しながら飼い主さんと犬のための
最善な方法を見出しています!

一人では微力でも、多くの専門家たちが力を出し合うことで
様々な問題も解決していけます!

ドッグトレーナー育成コース講師:鹿野

今日の座学は先週に引き続きカウンセリングのロールプレイを行いました。
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先週や午前中にうけた講義を基に実際に自分が飼い主さんの家族構成や犬の入手経路、生活環境などの情報を聞き出し、

困っている問題行動の原因を特定し、解決するための手法の提案と言ったところまでディスカッションを交えながら練習しました。

生徒さんの中には過去にいち飼い主として困っていたことの聞き取りをされ、知識や技術がついた状態で振り返ってみることで、

当時自分が行っていた対処を客観的に分析する機会にもなったのではないでしょうか?

また、経験豊富な出張ドッグトレーナーほど陥りやすい結論の導き出し方や、注意すべき点等についても解説し、問題行動を客観的に評価すべく練習しました。
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生徒さんたちも少なからず飼い主として問題行動を抱えたことがあるため、疑問点がどんどん質問としてあがり活発な意見交換ができました。

困っている飼い主さんの力になれるようメキメキ力をつけてきています!

ドッグトレーナー育成コース講師:三井

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4期生 16回目の授業 座学:犬の問題行動の修正への取り組み方 実技:ノーリードでのコントロールに向けて・問題行動カウンセリングロールプレイ

今週の講義では、
「問題行動の修正への取り組み方」
について授業を行いました。

問題行動の修正に取り組むためには
まず、

・飼い主からの情報の収集の仕方
・問題行動に対する潜在的な獣医学的原因の評価
・情報から得られる行動学的原因の評価(行動の診断)

といった流れで、問題となる行動を体系的に
分析し、その要因を突き止めなければなりません。

そしてその要因を明らかにしてからは

・短期的および長期的な問題行動の管理方法

について、飼い主さんに指導する必要があります。

問題行動は、環境や飼い主の接し方・対応の仕方
なども大きな要因となります。

そのため、直接的な問題行動を学習によって
修正する前に、これらの要因を、適切なものに
修正する必要があります。

また、問題行動を継続させつづけると
その症状が悪化しますし、飼い主自身がすぐに対処できる
方法を伝えてあげないと、日常生活がままならなくなってしまいます。

そのためにも、長期的な行動修正のプランを提示し実行する前に
短期的な問題行動の管理及び対応方法について
まずは提案することが必須となります。

ドッグトレーナー育成コース講師:鹿野

座学は誘惑下でもノーリードで人のコマンドが聞けるように練習する第一歩として、名前に対して反応する、自らの意志で誘惑物から意識をそらす練習を中心に行いました。
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おもちゃやフード・おやつがあってもできるように練習
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一口に犬をハンドリングすると言っても、犬の誘惑物に対するモチベーションによってハンドラー側がとる対処が変わってきます。

名前を読んで誘惑物を回避するのか、そこにアクセス出来ないようなハンドリングをするのか、またタイミングはいつがいいのか細かく指導を行っています。

そして最後は問題行動カウンセリングを想定したロールプレイを行いました。

それぞれ、飼い主役とトレーナー役に別れ、本日座学で勉強した内容を実際に体験しました。
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カウンセリングは限られた時間の中で必要な情報を聞きだし、何が原因でどんな対処をすればいいのか素早く対応することが必要になりますが、

思い込みによる決めつけにならないよう慎重に結論と対処を提案する必要もある難しい作業です。

今後も練習を行い、現場に出て即戦力となれるよう知識と技術を磨いていきます。

ドッグトレーナー育成コース講師:三井

4期生 15回目の授業 座学:犬の問題行動 実技:人や犬との挨拶、ノーリードでのコントロール

本日の座学では、犬の問題行動の概論について
講義を行いました。

A00_0926.JPG犬の問題行動が生じる原因は多岐に渡ります。
以前は、問題行動が生じる原因は
全て上下関係の崩れと考えられてきましたが
そもそも、犬は人に上下関係を求めてはおらず
様々な問題行動には、それぞれ原因があり
問題によってその対応の仕方を変えなければならないことが
科学的にわかってきました。

そのため、問題行動の改善に係るためには
その問題行動に関する十分な情報を得て
系統立ててその問題を分析し、原因追求と
適切な治療指針を立てていかなければなりません。

また、問題行動治療、しつけ、訓練というのはそれぞれ
最終的な目的が異なるため、それぞれが何のために
行うものなのかを、専門家はしっかりと区別しなければなりません。

問題行動というとすべてしつけ不足と考えてしまうことが多いですが
その原因には病気などもあるため、十分な知識をもって
問題行動に対応しなければなりません。

ドッグトレーナー育成コース講師:鹿野


本日も実習はいつも通り復習を兼ねた説明からスタート。

飼い主教育を想定し、排泄のトレーニングと環境設定、寝床とクレートトレーニング、フセ、タテのトレーニング方法についてみっちり説明していただきました。

受講生間で抜けているところがないかフォローし合いながらも、いい緊張感を持って説明に臨めているように思います。

その後は散歩中を想定し人が前に来たら犬自身が進んでオスワリをする練習を行いました。
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この練習は環境刺激をコマンドととすることで、犬が状況を判断してハンドラーがコマンドをかけなくてもその場にあった行動を発現できるようにすることを目的としています。

何でもかんでもハンドラーが制御するのではなく、その場にあった振る舞いを犬が取れることもしつけの一つなのです。

来週もみっちり宿題が出ていますので、受講生の皆さんがんばってください!

そして、その後はノーリードでのコントロールを目標にした犬へのアプローチの仕方についてデモを交えて説明。

ノーリードでも犬が喜んでそばに居てくれる般性強化子になるために小難しい理論はおいておいて、犬と楽しく遊んでもらいました!

理論ばかりが先行するとついつい忘れがちですが、生き物同士の本音のぶつかり合いができたのではないかと思います。

ドッグトレーナー育成コース講師:三井

4期生 14回目の授業 座学:指導スキル、犬の問題行動 実技:ハズバンダリートレーニング、Leave it

本日の授業では、トレーナーとして求められる「指導スキル」
「犬の問題行動」について講義を行いました。

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ドッグトレーナーは、飼い主さんや犬にとって
教育者としての役割を担わなけばなりません。

そのため、ただ知識や技術をお披露目するだけでなく
それぞれの飼い主さんが理解しやすく、実践できる技術を
身に着けてもらえるような指導方法を常に心掛けなければなりません。

また、先生であっても、それぞれの飼い主さんの置かれている状況や
思い、困っていることなどに共感をもつ姿勢が非常に重要で
飼い主さんとの信頼関係が構築できるような
コミュニケーションも必要となります。

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犬と関わる仕事だからといって、犬のことばかりを勉強するのではなく
より多くの人と関わり、人とのコミュニケーション能力を磨く必要もあります。

ドッグトレーナー育成コース講師:鹿野

今週の実技は先週に引き続きハズバンダリートレーニングを行いました。

ハズバンダリートレーニングの1つ目は動物病院での耳の診察を想定して練習を行いました。

ドッグトレーナーは犬のボディーランゲージを素早く読み取り、それにあった対応を取る必要があります。
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先週はやや腰が引けていたカイルくんも診察台の上に乗ることに余裕が出てきました。

チワワの萌ちゃんは台の上でオスワリの姿勢を自ら進んで取れるようにトレーニング。ですから力づくで保定をする必要は一切ありません。
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この後耳をめくり一定時間おとなしくしているところまでできるようになりました。

二つ目はハミガキを想定したトレーニング。

一口に歯磨きといっても、歯ブラシの存在に馴らす、ハミガキをしやすい姿勢をとる、マズル付近をさわるなど様々な要素があります。

今日は唇をめくり、歯ブラシを入れる前までを想定し、生徒さん自身がトレーニングメニューを考えてから練習に入りました。

犬の反応を見ながら、段階的にステップを踏むことで一般的に苦手になりやすいことでも問題なく行えるようになります。
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あっという間に長い時間上唇をめくっていられるようになったダックスのべーちゃん。

犬の気持ちに寄り添うことは当然ですが、どれだけ丁寧に、犬の反応を見ながら素早くできるようにするかがトレーナーの腕の見せ所といえます。

そして復習も兼ねてLeave it という対象から気をそらす練習を行いました。
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以前行った時とくらべ誘惑対象がより気になるものを使用し、より難しい環境で練習することで、実際の散歩などで活用できるようにしています。
コマンドの習熟度も上がり、おしえ方のバリエーションが増えていくことで生徒さんたちの自信もついてきたのではないでしょうか。

ドッグトレーナー育成コース講師:三井


4期生 13回目の授業 座学:飼育環境の設定方法 実技:口輪の装着、ハズバンダリートレーニング

本日の授業では、犬の飼育環境の設定について
講義を行いました。

A00_0053.JPGトレーナーの職業は、ついつい犬に新しい行動や
人にとって望ましい行動を教えることばかりに
目が向いてしまいがちです。

しかし、どんなにしつけやトレーニングをしても
適正な飼育がされていなければ、犬の福祉が害され
お互いの関係は良好にはなりません。

動物愛護法などでも適正飼育が謳われていますが
それぞれの価値観によった適正飼育を実践している状況です。

本日の講義では、行動学をもとに犬の習性を理解し
その習性を考慮した環境設定や人の対応の仕方について
講義を進めました。

犬は言葉が通じないため、経験論のみならず
科学的な側面でも犬の習性を理解し
適正な飼育を目指していかなければなりません。

ドッグトレーナー育成コース講師:鹿野

今週から実技は過去に実技で行った項目についてお客様に説明することを想定とした復習時間を設けました。

知識として知っていることとお客様に説明することは似ているようで異なります。

万人が納得のいく説明ができるスキルを身につけられるよう練習を開始しました。

その後は、噛みつく犬を想定した口輪の装着方法について犬をつかいながら解説。

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(ワンちゃんの名誉のために、写真のワンちゃんは噛みません)

注意すべき点や系統的脱感作のレベル設定、使いやすい口輪等についてもお伝えしました。

また、後半はハズバンダリートレーニングについて解説&練習。

ハズバンダリートレーニングとは健康管理や治療などを受けやすくするため、所定の動作をさせるトレーニングのことを言いますが、犬のメンタル面も重要です。

力で無理やり押さえつけるのではなく、犬自らが進んでその姿勢をとったり、ストレスなく過ごせるよう、ボディーランゲージから犬の内面を読み取り、それに合わせた詳細なレベル設定と練習を行いました。
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ドッグトレーナー育成コース講師:三井

4期生 12回目の授業 座学:トレーニングアイテム 実技:サイド、ロールオーバー、環境馴致

本日の授業では、トレーニングで使用される
道具の使用方法とその原理について
講義を行いました。

A00_0884.JPGトレーニングや行動修正を行う際に役立つ
トレーニンググッズはたくさんありますが
その使用方法や原理についてまでは
なかなか説明を聞く機会がありません。

しかし、飼い主さんを指導する上で、特殊技能ばかりを指導しても
なかなか実践することができない方もいるため、トレーニング道具を
上手に利用することで、誰もが実践できる方法も提案しなければなりません。

また、既存の道具の中には、専門家の立ち合いの元使用しなければ
非常に危険なものもありますが、飼い主さんがその危険性を理解せずに
使用してしまうことも多々あります。

ドッグトレーナーは、専門家として、様々なトレーニングに関する
道具への知識も深めなければなりません。

ドッグトレーナー育成コース講師:鹿野

実技は先週に引き続き人に注目して歩き続ける練習やヒール、サイドの練習をしました。
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お散歩中全て人をずっと見続ける必要はありませんが、人混みの中など時として必要な場面もあるりますので少しづつ集中して歩く時間を増やしていきます。

その後は横になってお腹を出すロールオーバーの教え方と活用方法を解説。

このコマンドはお腹を出してかわいらしいというものではなく、健康管理、いわゆるハズバンダリートレーニングの一環として行います。

特に大型犬の場合はお腹など、このような姿勢にしないと見づらい部分がありますので、必須のコマンドといえます。
その昔は横にして無理やり抑えるなどのやり方が主流でしたが、犬が自ら楽しみながら進んでその姿勢が取れればそれに越したことはありません。
育成コースでは日頃の健康管理や獣医療の現場で使えるようにトレーニングしていきます。
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最後は脱感作+拮抗条件付けさらには強い刺激があってもそれをやり過ごせるように慣らしていきます。
今日はまずは傘を使って練習しました。
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達成すべき目標から逆算をして、その犬のあったレベルを選択できるようボディーランゲージを読みつつ練習しています。

ドッグトレーナー育成コース講師:三井

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