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5期生15回目の授業 座学「犬の問題行動の修正方法」  実技:「リードに頼らないハンドリング」

先週は、雪のため急遽お休みになってしまいました
ペットドッグトレーナー育成コースですが
本日は、無事に5期生の15回目の授業を実施することができました!

午前の講義では、問題行動の修正方法として

・カウンセリングの方法
・得られた情報から問題行動の原因を系統的に評価する

内容について、実例をあげながら説明をしました。

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専門家ではない飼い主さんから得られる情報は
咬みつく、吠えるなどといった症状についてのみ
表現している情報が多くなってしまいます。

しかし、問題行動は同じような症状でも
その行動を起こす原因が異なるため
症状のみにアプローチしてしまえば
誤った対処をしてしまう可能性があります。

問題行動を扱うためには、カウンセリングによる適切な情報収集、
潜在的な行動学的原因の評価、原因に対する科学的なアプローチ
が必要となります。

午後の実習では、今まで練習を重ねてきた
コマンドの練習や歩行の練習などを
リードに頼らないで実践できる練習を行いました。

A00_0486.jpg日常生活では、特に公共の場ではどんなに練習を重ねていても
リードは必ず装着しなければなりません。

しかし、リードに頼らず犬が自発的に飼い主の指示に反応したり
リードが外れてしまったときに呼び戻しができるなどの
練習を重ねておくことが、いざというときのために必要となります。

また、トレーニングというと、どうしても人が
成功を求めようと必死になり、トレーニングの雰囲気自体が
重々しくつまらないものになってしまいがちです。

犬が喜びながら人とのコミュニケーションをとれるようにするためには
楽しい雰囲気づくりも重要で、遊びの中でのトレーニングや
飼い主自身がリラックスして楽しみながらトレーニングをすることも
重要となります。

A00_0489.jpg科学的なトレーニング方法だけではなく
今日は、犬と楽しみながらトレーニングする
練習にもトライしました!

SDSスタッフ 鹿野



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