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5期生18回目の授業 座学「効果的なホームページの作り方」、「獣医師がドッグトレーナーに求めること」 実技:「ハズバンダリートレーニング」

本日の座学は2人の特別講師をお招きし、ドッグトレーナに欠かせない
セルフプロデュースと外部との連携について学びました。

一つ目は「効果的なホームページの作り方」について。
講師はMBAでもある高橋先生です。

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どんなに優れた技術や知識を持っていたとしても、
お客様の目に触れることがなければ宝の持ち腐れです。

HPの作成から魅力的なキャッチコピー、
SEO対策やSNSとの連携などについてお話いただきました。


2つ目は「獣医師がドッグトレーナーに求めること」について。
講師はわかば動物病院院長、石川先生です。

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ワクチンとパピートレーニングの兼ね合いについてや
これからますます受容が高まるシニアに向けてのトレーニング、
そして獣医師とドッグトレーナの連携について、
実例を交えながらお話いただきました。

どちらもこれからの時代、絶対に知らなくてはならないことですので
とてもいい経験になったのではないでしょうか?

ドッグトレーナー育成コース講師:三井

後半の実習では、健康管理などでは欠かせない
ハズバンダリートレーニングを練習しました。

ハズバンダリートレーニングを行う際には
最終的に、どのように管理を行うのか
そのゴールを明確にイメージしなければなりません。

そして、そのゴールに向けて、逐次接近法を用いて
少しずつ、望ましい行動を強化していく必要があります。

しかし、どんなに少しずつ練習をしても
そもそも、その管理自体に慣れていなければ
行動ばかりを教えることはできません。

もともと、歯磨きや爪切りのされること自体に
恐怖心を持っている場合は、系統的脱感作や拮抗条件付け
を持ちいて、まずは苦手意識の克服を目指します。

まずは、人形を使って手順の説明

A00_0550.jpg少しずつ目標に近づけるための手順や
苦手意識を克服すすための脱感作の手順を説明しました。

つづていて、爪切りと歯磨きのハズバンダリートレーニングの練習。

A00_0553.jpgA00_0555.jpg歯磨きの練習をする際に、口元を触ったり歯ブラシが口に入ることに
慣れている場合は、犬に負担がかからず、飼い主にとっても磨きやすい
行動を犬に教えていきます。

お座りの状態で歯磨きをするのであれば

①お座りを教える
②お座りの状態で待つことを教える
③お座りの状態で口元を触られても待てるように教える
④お座りの状態で唇をめくられても待てるように教える
⑤お座りの状態で歯ブラシをあてられても待てるように教え
⑥お座りの状態で歯ブラシをしている間待てるように教える

といったように、少しずつ正の強化を用いてトレーニングしていきます。

犬は手順を踏んで丁寧に教えてあげれば
強引に管理をしなくてもスムーズに受け入れてくれます。

人側の犬への思いやりが重要になりますね!

SDSスタッフ 鹿野

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