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Topics 2016年10月
3期生 4回目の授業
今日の座学は遺伝に関する要因や生理学、解剖学そして行動発達と幅広く実施しました。
レセプターやトランスポーターなどニューロンなどに関する項目は少し複雑ですが、獣医師と連携して行動治療を行う上では
知識としておさえておかなければならない項目の一つです。
生理解剖に関わる知識も犬に関わる専門家としては絶対に必要な項目です。
筋肉や骨格など体の構造や食性、またそれに伴う消化器系などについても講義しています。
また、「殺処分ゼロ」やいわゆる「8週齡規制」において切っても切り離せない、今、スポットライトが当たっている「母子分離」ですが
研究結果をもとになぜ母子分離の時期が重要なのか早いとどのような影響をあたえるのか、
また、あまり知られていませんが遅いとどうなるのかなどについても講義しています。
SDSスタッフ三井
今日の実習では、健康管理の方法を学びました。
動物看護師の資格を持つスタッフ長谷川が、ブラッシングや耳掃除、爪切りなどの方法を指導させていただきました。
授業では、実際に生徒さんにも爪切りを行っていただきます。
耳や爪の構造の話しや、ブラシの種類など細かいところまで説明しました。
生徒さんも積極的に質問したりメモを取っていただき、きちんと理解してくれました。
その後は、環境馴致の練習として、「系統的脱感作法」や「氾濫法」の実践を行い、トレーニング法を学んでいただきました。
SDSスタッフ 鈴木
(スタディ・ドッグ・スクール) 2016年10月25日 16:50
3期生 3回目の授業
授業では犬の感覚器について学ぶことで、同じ刺激を受け取ったとしても人間とは感じ方が違うことなどについてお話しました。
また、犬の脳の構造や神経伝達物質といった情報処理について少しマニアックな項目についても学びました。
少し堅い内容ですが受講生は真剣そのものです。
なぜそんなに細かいところまで学ぶ必要があるのかと思われるかもしれませんが、
犬が何ができて何ができないか知ることは、人間の物差しという先入観を持たないようにするためにはとても重要で、誤った擬人的な考えを防ぐことにもつながります。
SDSスタッフ三井
今日の実習では、犬の行動の作り方「反応形成」の話しから、始まりました。
ルアーを使った誘導法だけじゃなく、誘発法や鋳型法なども含めて、メリット・デメリットなど説明いたしました。
聞くだけではわかりづらいことを、犬で実践することでちゃんと理解してもらいます。
そのあと、犬への指示の教え方にも発展して練習し、トレーニングの全体像をちゃんととらえられる内容となっています。
最後には、環境馴致トレーニングの説明し、来週の実践に続きます。
SDSスタッフ 鈴木
(スタディ・ドッグ・スクール) 2016年10月18日 17:22
第3期生 2回目の授業
本日もやはり基礎的な項目からスタート。
トレーナーが勉強する行動学というと真っ先に学習理論が浮かぶかもしれませんが、学習理論は行動学のほんの一部に過ぎません。
犬の正常な行動を理解しなければ何が異常な行動なのか?何が問題となっているのか?の原因も特定できませんのでSDSトレーナー育成コースではみっちりと基礎を固めます。
写真:まずはイヌの正常な行動を理解することから。
そして、脳や感覚器の話を交えつつ刺激の処理について解説。
目で見ることのできない処理過程の話なのでので小難しいところもありますが、
認知科学や解剖学的な知識を学ぶことで、きちんとした科学に基づいた視点で動物の行動を理解することができるようになっていきます。
ただただ淡々と基礎をやるのではなく講師の経験を理論に基づいて説明するので、受講者からは毎回「目からウロコだらけ!」と嬉しいお言葉をいただいています。
これからも座学を学び、手法論を理論的に身につけ実践に応用できるよう進めていきます!
SDSスタッフ三井
実習では、先週の復習から始まりました。
「なぜ」この練習をするのかという目的や、練習方法を生徒さんと会話をしながら行いました。
一度聞いただけでは、どうしても忘れてしまうので、生徒さんにも説明していただきながら復習しています(*^^)v
今日は、ホールディングや人と犬とのあいさつの練習。
伝えることが多く、じっくりと説明させていただきました。
座学で学んだことをちゃんと実際に生かるようにすることが大切!
まだまだはじまったばかりですが、みなさんどんどん上手になってきています!
SDSスタッフ 鈴木
(スタディ・ドッグ・スクール) 2016年10月11日 17:20
第3期生授業開始
2期生はすでにプロとして活躍されているかにご参加頂きましたが、
3期生はより「犬に関する知識を深めたい」ということでSDSのグループレッスンにも参加いただいている一般の飼い主さんが受講されています。
ただ技術や知識を詰め込むのではなく、学術に基づく科学的な知識を基礎から学び、なぜそれが必要なのか、
それをどのようにしつけやトレーニングに応用していくのか実技で実践していきますので、難しくて理解ができないということはありません。
第1回目の授業ではレクリエーションから始まり、
どのようなトレーナーが必要とされているのか、トレーナーがやらなければならないことは何かについてお話する「ドッグトレーナーのMission Statement」の講義と、
「犬の行動特性」についての座学を行いました。
講義では必要な基礎知識と教科書には載っていない実践での応用や研究結果など最新情報を交えながら実施しています。
SDSスタッフ三井
実習には、ご自身のワンちゃんを連れてご参加いただきます!
座学で培った知識をご自身にワンちゃんすぐに生かせる内容となっています(*^^)v
今日は、「スクールの中で落ち着けるようにする練習」や「褒め言葉の練習」などをしました!
盛り上がってしまい、話しが長くなった部分もありましたが、、、(-_-;)
楽しくわかりやすくなるよう頑張っております!
今日は初回でしたが、参加者の方とおしゃべりしつつ、和気あいあいと授業が進みました!
SDSスタッフ 鈴木
(スタディ・ドッグ・スクール) 2016年10月 4日 17:13
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