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Topics 2017年11月

5期生 9回目の授業 座学:「オペラント条件付け」  実技:「クリッカーゲーム」

本日は、5期生の9回目の授業

前半の講義では、
「オペラント条件付け」

について講義しました。

A00_1264.JPG正の強化を中心とした陽性強化法の普及によって
オペラント条件付けの認知度もかなり広がってきました。

しかし、実際の現場で遭遇する様々なケースに対して、
どのような解釈をし分析すれ良いのかは
その理論を知識として持っているだけでは
なかなか結びつきができません。

また、理論を理解しているだけでは、実際の現場では
なかなか再現性の持てない卓上の理論ばかりを
飼い主に伝えてしまうため、トレーナー育成コースでは
講師や受講生の現場での経験をもとに、どのように
理論に当てはめて行動を解釈すべきなのか
実践的なディスカッションも含め講義を進めています。

A00_1267.JPG午後の実技では、学習の説明が一通り終わったため
まずは犬の気持ちを知ることと、トレーナーとしての
観察力や洞察力、トレーニングスキルの向上を目的とした

「クリッカーゲーム」

を行いました。

A00_1270.JPG

クリッカーゲームでは、飼い主役と犬役に分かれ
お題をもとにプロンプトを使わず、クリッカーのみで
目的の行動を強化していくゲームです。

トレーニングの目的を明確にし、その目的に応じて
どのような手順を踏んで行動を強化していくのかが
イメージできていないと、なかなか目的の行動を
犬に理解させることは困難です。

また、犬をよく見て、どこまで理解をしているのか?
犬が困惑していないかを見定めながら、その犬の状況に
応じたレベルで適切なタイミングで強化をしていかないと
学習を効率よく進めることができず、犬にストレスを与えて
しまうこともあります。

人が犬役を演じることによって、どのような対応や
トレーニング方法が犬にわかりやすいのか?
逆に犬を困惑させてしまうのかを体験するうえで
クリッカーゲームは非常に有意義が体験になります。

ドッグトレーナー育成コース講師:鹿野

5期生 8回目の授業 座学:「馴化」  実技:「犬との遊び方、様々な人のハンドリングに慣れる」

本日は、5期生の8回目の授業

前半の講義では、
「馴化」

について講義しました。

A00_1213.jpg警戒心や恐怖心からくる問題行動は
トレーニングでよく用いられるオペラント条件付け
だけでは行動を修正することは非常に困難で
まずは、恐怖心や警戒心をといった犬の気持ちへ
アプローチしてあげなければなりません。

そのためには、恐怖や警戒心に対してなれる「馴化」
の学習についての理解と実践的な手法について理解を深めなければなりません。

一言に慣らすといっても、系統的脱感作や氾濫法など、その方法は様々ですが
それぞれのメリットデメリットを理解しながら、飼い主さんやその犬にとって
適切な方法を選択し、指導しなければなりません。

また、恐怖や警戒心をもつ対象に対して、漠然とした分析をするのではなく
時間や距離、動きや対象物の大きさなど、どのような要因がその犬にとって
恐怖心や警戒心を抱かせてしまうのが詳細に分析し
それぞれのアプローチ方法を系統立てて考えなければなりません。

問題行動のほとんどは、恐怖や警戒といった感情が関わることが多い為
行動をコントロールすることばかりではなく、感情のサポート方法も
トレーナーとして身にtけなければなりません。

午後の実技では
「犬との遊び方」
について練習をしました。

A00_1219.jpg犬と遊ぶという行為は、一見、自然とできることのように
思われがちですが、犬の特性や気持ちを顧慮しつつ
犬が喜ぶ遊び方を実践しなければなりません。

日本では、まだまだ犬と遊ぶということが一般的でなく
定着していないことも多いですが、犬は生涯遊ぶことが好きな動物なので
飼い主が適切に遊んであげることが犬の福祉にもつながります。

また、飼い主同士を交換して、普段関わることのない他の犬を
トレーニングする練習を行いました。

A00_1237.jpg飼い主以外の人に扱われたりトレーニングされる機会は
普段の生活ではなかなかありません。

しかし、「ホテルに預けるとき」、「飼い主が手が離せなく他の人にみててもらうとき」
など、飼い主以外の人への社会化を深めておくことが重要な場合もあります。

飼い主以外の人に慣らすだけでなく、飼い主以外の人とのやり取りに対しても
モチベーションも持ってもらうように、特殊な状況を想定した
練習も、互いの共生には必要となります。

ドッグトレーナー育成コース講師:鹿野

5期生 7回目の授業 座学:「古典的条件付け」  実技:「逐次接近法:マテの練習」

本日は、5期生の7回目の授業

前半の講義では、
「古典的条件付け」

について講義しました。

A00_1114.JPG今週から、いよいよドッグトレーニングや行動習性に必要となる
学習についての講義が始まりました。

学習といってもその種類は多岐に渡り、犬という動物が
どのような学習によって行動を習得するのか理解を深める必要があります。

特に、感情をコントロールすることが苦手な犬は
古典的条件付けを用いた感情が伴う学習を考慮してあげることが
非常に重要となり、望ましい行動にご褒美を与える正の強化のみでは
感情が伴う問題行動などを修正することは非常に困難となってしまいます。

また、犬が示す行動の要因は、学習のみが影響しているのではなく
様々な要因が関わってきます。

学習によって行動を変えるような機会でも、そのほかの認知的な要因や
日頃の生活環境なども併せて考慮する必要があるため
講義の中では、例を挙げながら学習面でのアプローチ以外の
アプローチ方法も説明し、犬の行動を多角的に分析する方法を学びました。

A00_1117.JPG
午後の実技では、前回までの復習と共に
散歩など、犬と一緒に歩く時の「歩行の練習」
逐次接近法を用いた「待て」の練習を行いました。

A00_1134.JPG屋外を歩く「散歩」は、様々な誘惑や刺激があるため
トレーニングの中でも非常に難しい内容の一つであります。

そのため、様々なシチュエーションを想定した歩行の練習が必要となるため
実際の散歩をイメージした練習を行いました。

また、複雑な行動を教える際や、段階をおって少しずつ学習を進める際に用いられる
「逐次接近法」も学び、徐々に目標に進めていく
「待て」の練習を行いました。

A00_1145.JPG一言に待てと言っても、時間的な要素や飼い主との距離など
明確な目標をイメージして系統立てて教えていく必要があります。

そのため、感覚的に教えるだけでなく、きちんとしたトレーニング
計画を持つ必要があります。

ドッグトレーナー育成コース講師:鹿野

5期生 6回目の授業 座学:「犬の感覚世界」  実技:「歩行の練習」

本日は、5期生の6回目の授業

前半の講義では、
「犬の感覚世界」

について講義しました。

A00_1071.JPG動物の行動は、外部からの刺激を感覚器で受容し
その情報を脳で処理してから行動へと移します。

感覚受容器は動物によってその構造が異なるため
同じ刺激を受けていても異なった情報を受容していたり
人には受容できない刺激を動物は受容していることもたくさんあります。

犬の感覚受容器の構造を理解し、外部環境からの刺激をどのように受容しているのか
を理解し、犬の目線に立ってイメージしなければ
擬人的な解釈をしてしまい犬の行動を正しく理解することができません。

トレーナーは、客観的に犬の行動を観察し、評価する必要があるため
犬の感覚世界に対する理解とイメージを深めることも重要となります。

A00_1072.JPG午後の実技では、前回までの復習と共に
散歩など、犬と一緒に歩く時の「歩行の練習」
を行いました。

A00_1088.JPGA00_1091.JPG











既存のトレーニングでは、歩行の練習となると
「横にぴったりとついて歩く」
「飼い主へ注目し続ける」
などといった、競技会で求められるような内容を
指導されることが多かったです。

しかし、家庭の犬では求められる部分は競技会のような
パフォーマンスではなく、飼い主も犬も楽しく散歩でき
他人に迷惑をかけないようなメリハリを持つことが重要です。

一つの方に当て込むばかりではなく、状況に応じた対応と
公共の場で受け入れられるお散歩の仕方を犬に教えることが重要となります。

ドッグトレーナー育成コース講師:鹿野

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